チェリーのタルト と ブッセ

リッチフィールド商品開発 大森 悦子 さんの 洋菓子講習会が開催されました。

チェリーのタルト と ブッセ です。
DSC03307.jpg


チェリーのタルトは、ミニタルト型を使って小さくかわいく作ります。
今回、「あるもの」 を使ってとっても簡単にタルト生地が焼けるのを、参加された皆さんに体験していただきました。

ブッセは、ふんわり軽いお菓子。 クリームの中にジャムを入れてアクセントをつけています。


<チェリーのタルト>
DSC03189.jpgバターと粉糖をしっかり混ぜたところに、少しずつ卵を入れていきます。

「はじめは少し卵を多く入れても大丈夫ですが、最後の方は少量ずつ、しっかり乳化させてから入れていってください。」(大森さん)

お菓子作りで失敗するときに多いのがこの、乳化不足、分離ですよね。


DSC03197.jpgしっかり混ざれば、アーモンドプードルを入れて混ぜ、そこに粉を入れていきます。

「粉はダマができやすいので必ず振るっていれてください。 タルト生地は空気が入らないようにゴムベラで作業するといいですよ。」(大森さん)



DSC03200.jpg粉気が混ざる程度で出来上がり。 これを冷蔵庫で休ませます。

「しっかり混ぜすぎるとグルテンが出てしまい、焼いたときに縮んでしまいます。 粉を混ぜるときは、ゴムベラで押さえつけるようにして混ぜると、手早く混ざりますよ。」(大森さん)


DSC03169.jpgこちらが休め終わった生地です。
これを伸ばしていきます。 今回はミニタルト型(約5センチ)で作るので、10センチに抜いて型に敷きます。

このときに、均一にきれいに伸ばす方法も、大森さんの方から説明がありました。
タルト生地など、麺棒を使って伸ばすのって、波うったり打ち粉だらけで汚れたりと大変ですよね・・・。
それをとっても簡単に解決する方法なんですよ。




さてここからが秘密兵器の出番!
DSC03329.jpgそれがこれ、シルフォームなんです。 

この型の凄いところは、生地を敷きこむ必要がない上に、シュクレ生地やサブレ生地ならタルトストーンやピケの必要がないところ。


抜いた生地を型の上に置いて焼成すると、途中で型の中にしっかり生地が落ちてくれるんです。
メッシュ状なので、余分な油も抜けますし、その抜けた油は生地には再び染みこまないんです。

金型でタルトを焼くときは、しっかり型の端まで空気の入らないように生地を敷きこんで、ピケしてタルトストーンをおいて、焼成途中でタルトストーンを取り出して・・・と結構大変。
でも、このシルフォームを使えば、抜いた生地を型の中央に置くだけなんです。
凄く便利ですよね。

DSC03179.jpgDSC03204.jpgこんな風に型の上に抜いた生地を置くだけ。

「生地の中心がそれぞれの型の中心に合わさるようにして軽く押しておくと、ふちの高さが均一になりやすいです。」(大森さん)

焼きあがりはこんなにきれいに。 
焼きあがってあら熱が取れたら、卵を塗っておきます(ドレする)。


ここからはダマンド作り
DSC03275.jpg柔らかいくしておいたバターに粉糖を入れてしっかり混ぜます。

混ざれば卵を少しずつ入れて、そのつどしっかり混ぜ合わせて乳化させていきます。

「乳化がきっちりとできていれば、冷蔵庫に入れてもダマンドはやわらかいままです。
乳化ができていないと冷蔵庫に入れるとモロモロになってしまうので、しっかり乳化させるように混ぜ合わせてください。」(大森さん)


DSC03277.jpgDSC03279.jpgしっかり混ぜたところに、アーモンドプードル・薄力粉の順に入れて、またしっかり混ぜ合わせて完成。

滑らかなダマンドが出来上がりました。


流し込むアパレイユを作ります。
DSC03292.jpgクリームチーズに砂糖を入れてしっかり混ぜたところに、今までの作業と同じように卵を数回に分けてしっかり混ぜて乳化させます。


DSC03295.jpgDSC03298.jpgここに、牛乳・生クリームを加えて混ぜあわせ、その後漉します。

「できれば一晩寝かす方が、中の気泡が抜けて滑らかになります。」(大森さん)


DSC03281.jpgDSC03286.jpgDSC03302.jpg

後はダマンドを絞り、チェリーを置いたところにアパレイユを流し込んで、オーブンで焼成すれば出来上がり。

「ガスオーブンの場合は目安の温度より大体10度低く設定してください。おうちのオーブンにあわせて焼いてください。」(大森さん)

焼き上がりの目安は、天板ごとゆすった時に、軽くアパレイユがふるえるくらい。

DSC03306.jpgナパージュを塗って、縁に軽く粉糖をふれば、かわいいですね。



<ブッセ>
サブメニューのブッセですが、今回はこちらも皆さんに作っていただきました。

DSC03207.jpgDSC03209.jpgブッセの一番のポイントはメレンゲです。 今回のこのメレンゲはかなり砂糖の多い配合。
あわ立ちにくいのですが、その分きめの細かいメレンゲが出来上がります。

「ハンドミキサーは前後に動かすと、早く立ちます。」(大森さん)


出来上がりを左右するメレンゲですが、その作業についても丁寧に説明がありました。



DSC03213.jpg出来上がりはきめが細かく、とても艶のある、生クリームのような仕上がりです。


DSC03216.jpg卵黄生地は蜂蜜を加えて作ります。

「しっとり感を出すために蜂蜜を入れています。 転化糖の代わりです。 もちろん水あめでも代用できます。」(大森さん)


DSC03220.jpg卵黄生地を入れてマーブル状になったら粉を入れます。

「混ぜすぎに注意してください。 卵黄生地もマーブル状になったら混ぜるのをやめて、粉を入れてからも粉気がなくなればOKです。 混ぜすぎると膨らまないので注意してください。」 (大森さん)


DSC03228.jpgこれでブッセ生地の出来上がり。


ブッセ生地を搾り出していきます。

搾り出しって苦手・・・ きれいなドーム型にならない・・・ なかなか難しいですよね。
そんなポイントが、「しぼりだす時の口金の高さ位置」です。



動画を見ると、大森さんの持つ口金の位置があまり変わっていないのがわかりますよね。

間近で自分の目で見ることができるのが講習会のよさ。
参加された皆さん、ぐっと先生に近づいて見ていらっしゃいますよ。

DSC03231.jpgDSC03235.jpgDSC03243.jpg

粉糖を二度がけしてオーブンで焼成します。

「二度がけするのは、表面のさくさく感を出すため。 一回ふりかけたのが軽く溶けたら二回目をふりかけてください。 あまり長い時間おいておくとメレンゲの泡が消えてしまうので、心持でいいですよ。」(大森さん)

焼きあがったら、鉄板を軽く打ちつけます。

「ジェノワーズなども同じです。 膨らみのある生地は、焼き縮みを防ぐために焼きあがったらすぐに振動を与えて、中の熱い空気を外にだしてやります。 食パンなんかもそうですよね。」(大森さん)


ブッセクリームは生クリームにカスタードを入れたもの。
DSC03249.jpgDSC03252.jpg生クリームは少し緩めの7分立て。

そこに作っておいたカスタードを入れて混ぜ合わせます。

上品な甘さのクリームです。


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作ったクリームをドーナッツ状に絞り、真ん中の空いたところにジャムを絞りいれます。
これで完成!!




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チェリーのタルトは食べやすい大きさ。
お味もとっても上品で、中に入れたチェリーも引き立っています。

ブッセは出来立てのふわふわを食べれるのが、手作りならでは。
軽くてふんわりしっとり。
自分で作るなら、大きさも自由自在。 大きく作っても、小さく作ってもかわいいですよね。

シルフォームはとっても便利。 プロの現場でも愛用されているものです。
この型でミニキッシュを作ってみるのもいいかもしれませんね。

作りたてのおいしさ、是非おうちでもいかかですか?


<講師より一言>
シュクレ生地は均一にならすのがコツ。 麺棒を滑らせるときれいにできます。
ダマンドはしっかり乳化させて。 卵を入れたらしっかり混ぜて、そのつどしっかり乳化させてください。

今回のシルフォーム(6個取)で5号サイズの型と同じ分量です。
5号の約1.5倍が6号、約2倍が7号と覚えておくと応用しやすいですよ。

大森先生のプロフィールはこちら




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シルフォーム タルト6個型 5250円
シュクレ生地やパータサブレ生地はピケをしなくても生地が浮かびません。
素材 シリコン、グラスファイバー

店頭で販売しています。


DSC03331.jpgナパージュ
保存に便利なチューブタイプです。

店頭で販売しています。


DSC00500.jpgダークスイートチェリー【411g】 462円
ダークチェリーのシロップ漬けです。
店頭で販売しています。

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