ピーチボンブ と 甘食

徳久 史絵さん による洋菓子講習会が開催されました。

ピーチボンブ と 甘食 です。
DSC04010.jpg

ピーチボンブは、ボンブ型にスライスした桃を貼り付け、そこに桃のババロアを流し込んで冷やし固めたものです。
サブメニューの甘食は、懐かしいおかし。 
最近の甘食はしっとりとしたケーキっぽいものですが、今回のものは昔懐かしいほろほろっとした食感のものです。

ピーチボンブ

DSC03891.jpgこちらがボンブ型。

「ボンブ型は半球型です。 爆弾のような形なのでこんな名前なんです。」 (徳久さん)


DSC03895.jpgDSC03901.jpg今回は缶詰の桃を使いました。

桃を少し薄目にスライスします。 ムースの中にも果肉を入れるので、そちらはダイスにカットしておきます。

桃のスライスをボンブ型に貼り付けていきます。

「どうしても形から重なるところが出てきますが、できるだけ重ねないようにしてください。 同じ向きにする必要はないので、上手く形を調整して貼り付けていってください。」 (徳久さん)

時間短縮の為に、ここでこのまま冷凍庫で冷やしていきます。

ムースのアングレーズを作っていきます。
DSC03906.jpgアングレーズの牛乳を温めておきます。


DSC03910.jpgDSC03913.jpg卵と砂糖をしっかりあわせたところに温めた牛乳を合わせます。

「牛乳と卵をあわせた後は泡立ちやすいので、やさしく混ぜてください。」 (徳久さん)

鍋に漉して戻し、少しとろみがつくまで加熱します。





DSC03918.jpgDSC03921.jpg熱いうちにゼラチンを加えて溶かします。

「火から下ろしてすぐは鍋の余熱でアングレーズが焦げてしまうことがあるので、火から下ろしてしばらくはヘラで混ぜてください。」 (徳久さん)

固まりすぎないように、氷水ではなく水を当てて冷ましていきます。


DSC03923.jpgDSC03926.jpg写真左が、今回使うボアロンの桃のピューレ
とっても綺麗なピンク色です。 桃は変色しやすいので、この綺麗な色を出しにくいのですが、このピューレだととっても綺麗ですね。





DSC03930.jpgDSC03934.jpgDSC03943.jpg

ピューレを合わせ終わったら、生クリームをあわ立てていきます。
このときのあわ立て加減は、少し角が立つ程度。(写真中央)
この二つを合わせてムースの完成です。




DSC03944.jpgDSC03947.jpg今回はすでにスポンジをご用意させていただきました。

スポンジに打っているシロップは、桃の缶詰のシロップに桃のリキュールを入れたもの。

「桃のリキュールがなけれは、オレンジのリキュールで代用できます。 なくてもOKですよ。」 (徳久さん)

これを冷やしておいたボンブ型に入れて、スポンジを上からのせます。
後は冷やし固めればOK。


DSC03991.jpgDSC03997.jpg仕上げ用のナパージュを用意します。

今回は桃のピューレを入れたナパージュです。 出来上がったケーキにかければほんのりとしたピンク色になりますね。
鍋に入れて混ぜます。

「ナパージュは熱い状態でOKです。 ケーキの方をしっかり冷やしておいてください。 ナパージュは塗ったとこから固まっていくので、あまり刷毛で触りすぎると表面がぼこぼこになって、滑らかさが出ません。 上からもう一度カバーするような感じで塗ってください。」(徳久さん)



DSC04004.jpgナパージュでつやが出て完成。

ボンブ型が家にないわ・・・と思われている方もいらっしゃるのでは?
「おうちのボウルでも代用できますよ。 若干型そこの部分が平らな感じになりますが。」(徳久さん)

実は、この写真の手前がボウルで作ったものなんですよ。 写真の角度のせいもありますが、あまり違和感はないですよね。



DSC04002.jpg



甘食

サブメニューの甘食は、徳久さんのデモです。

DSC03956.jpgDSC03960.jpgポマード状のバターに砂糖をすり混ぜて、そこに少しずつ卵を入れてしっかりあわせていきます。

「バターの状態は、硬すぎても柔らかすぎても駄目なので、少し柔らかめのハンドクリームのような状態のものがベストです。」 (徳久さん)



DSC03967.jpgDSC03976.jpgDSC03978.jpg
ここに、水と蜂蜜を入れて混ぜてから、ベーキングパウダーとタンサンを入れてしっかり混ぜます。
後は粉を入れて混ぜ合わせたら、冷蔵庫で生地を寝かせます。

混ぜていくだけなので本当に簡単!

「今回の生地は水分量が少なく重た目の生地なので、タンサンを少し加えて膨らみ度をUPさせています。
独特の色と香ばしさも出ますよ。」 (徳久さん)




DSC03983.jpgDSC04001.jpg休め終わった生地を絞り袋に入れて、天板に搾り出していきます。
後はオーブンで焼くだけ。 とっても簡単ですよね!

「生地を冷蔵庫で寝かせて生地の温度が低温だと、焼いたときに中はふっくら、外はパリッとしあがりますよ。」 (徳久さん)






DSC04007.jpg



DSC04013.jpg

ピーチボンブは暑い時のおやつにぴったり。
ひんやりのど越しのいいケーキです。 季節の果物の桃がたっぷり入っています。
今回のように、大きくひとつの型に作るのもいいし、カップに入れてトップに桃をあしらった、カップデザートにしてもかいわいいかも!

甘食はしっとりしたものではなく、昔懐かしいポロポロとした「ぼうろ」のような食感。
ついつい手が出てしまいます。
作り方もとっても簡単なので、思い立ったときにすぐに作れますね。



徳久(コメント用)<講師より一言>
桃を貼り付けた後、型ごとしっかり冷やしておくと、ムースの固まりが早くなります。
途中で加えるピューレなども冷たい状態で加えてます。
ナパージュを塗るときは、表面を撫ぜすぎないようにすると綺麗に仕上がりますよ。

甘食は材料を混ぜていくだけなので、手軽に出来ます。
材料もおうちにあるもので出来るのでいいですよ。

徳久先生のプロフィールはこちら




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